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きみゃく
ふりがな文庫
“きみゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
気脈
50.0%
気脉
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気脈
(逆引き)
かかる場所で、かかる敵味方のあいだで、こういう密会をしているのを認められたら、直ちに、敵へ
気脈
(
きみゃく
)
を通じるものと疑われよう。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また
百姓
(
ひゃくしょう
)
の
輩
(
はい
)
は
地租改正
(
ちそかいせい
)
のために
竹槍
(
ちくそう
)
席旗
(
せきき
)
の
暴動
(
ぼうどう
)
を
醸
(
かも
)
したるその
余炎
(
よえん
)
未
(
いま
)
だ
収
(
おさ
)
まらず、
況
(
いわ
)
んや現に政府の
顕官
(
けんかん
)
中にも
竊
(
ひそか
)
に不平士族と
気脈
(
きみゃく
)
を通じて、
蕭牆
(
しょうしょう
)
の
辺
(
へん
)
に
乱
(
らん
)
を
企
(
くわだ
)
てたる者さえなきに非ず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
きみゃく(気脈)の例文をもっと
(2作品)
見る
気脉
(逆引き)
と引立てるようにされて、染次は
悄々
(
しおしお
)
と次に出た。……組合の
気脉
(
きみゃく
)
が
通
(
かよ
)
って、待合の女房も、
抱主
(
かかえぬし
)
が
一張羅
(
いっちょうら
)
を着飾らせた、損を知って、そんなに手荒にするのであろう、ああ。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「いやいや確かに人間じゃ。人間と妖精とは
気脉
(
きみゃく
)
が違う」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
きみゃく(気脉)の例文をもっと
(2作品)
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