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かるいし
ふりがな文庫
“かるいし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
軽石
60.0%
輕石
20.0%
刈石
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽石
(逆引き)
西山荘の老公が発狂したとは——うわさにしても余りにばかばかしいので、勘太は
軽石
(
かるいし
)
で足のかかとをこすりながら、苦笑をふくんで呆れていた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かるいし(軽石)の例文をもっと
(3作品)
見る
輕石
(逆引き)
鎔岩
(
ようがん
)
に
無數
(
むすう
)
の
泡末
(
ほうまつ
)
が
含
(
ふく
)
まれたものは
輕石
(
かるいし
)
或
(
あるひ
)
はそれに
類似
(
るいじ
)
のものとなるのであるが、その
小片
(
しようへん
)
はらぴりと
名
(
な
)
づけられ、
火山灰
(
かざんばひ
)
と
共
(
とも
)
に
遠方
(
えんぽう
)
にまで
運
(
はこ
)
ばれる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
伊豆南方
(
いづなんぽう
)
の
洋底
(
ようてい
)
は
航海中
(
こうかいちゆう
)
の
船舶
(
せんぱく
)
が
水柱
(
みづばしら
)
を
望見
(
ぼうけん
)
し、
或
(
あるひ
)
は
鳴動
(
めいどう
)
に
伴
(
ともな
)
つて
黒煙
(
くろけむり
)
のあがるのを
見
(
み
)
ることもあり、
附近
(
ふきん
)
の
海面
(
かいめん
)
に
輕石
(
かるいし
)
の
浮
(
うか
)
んでゐるのに
出會
(
であ
)
ふこともある。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
かるいし(輕石)の例文をもっと
(1作品)
見る
刈石
(逆引き)
くわっと頭巾のうちから、
炬
(
かがり
)
の如き眼をみひらいた男は、雨龍太郎なのであった。彼は
昨夜
(
ゆうべ
)
麓の
刈石
(
かるいし
)
で泊っていたが山荘の火の手を見て、すわ一大事と駈け上がって来たのである。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かるいし(刈石)の例文をもっと
(1作品)
見る
“かるいし”の意味
《名詞》
かるいし 【軽石】
火山砕屑物の一種で、多孔質のもの。
(出典:Wiktionary)