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軽石
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かるいし
ふりがな文庫
“
軽石
(
かるいし
)” の例文
旧字:
輕石
そして、
疲
(
つか
)
れて、おまけに少し
寒
(
さむ
)
くなりましたので、海岸の西の
堺
(
さかい
)
のあの古い
根株
(
ねかぶ
)
やその上につもった
軽石
(
かるいし
)
の
火山礫層
(
かざんれきそう
)
の処に行きました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
西山荘の老公が発狂したとは——うわさにしても余りにばかばかしいので、勘太は
軽石
(
かるいし
)
で足のかかとをこすりながら、苦笑をふくんで呆れていた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
島では
浪
(
なみ
)
の花と称する
軽石
(
かるいし
)
の大量が、東の
渚
(
なぎさ
)
におびただしく打ち寄せたのと、ただ二つの事を挙げ得るのみであった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ことにも
胡桃
(
くるみ
)
の木が
葉
(
は
)
をひらひらさせ、ひのきやいちいがまっ黒にしげり、しげったかと思うと
忽
(
たちま
)
ち西の方の火山が赤黒い
舌
(
した
)
を
吐
(
は
)
き、
軽石
(
かるいし
)
の
火山礫
(
かざんれき
)
は空もまっくらになるほど降って来て
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“軽石”の解説
軽石(かるいし、pumice、パミス)とは、多孔質で密度の小さい火山砕屑物(火砕物)の一種。浮石(ふせき)あるいは浮岩(ふがん)ともいう。火山砕屑物にはスコリアもあるが、色調が淡色のものを軽石、暗色のものをスコリアと呼び違いがみられる。4mm未満の微細な軽石はパミサイト(英語:pumicite、軽石粉)と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“軽石”で始まる語句
軽石層