トップ
>
からはし
ふりがな文庫
“からはし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
唐橋
91.7%
空橋
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐橋
(逆引き)
三井、阪本、大津、
膳所
(
ぜぜ
)
、瀬田の
唐橋
(
からはし
)
と石山寺が、盆景の細工のように鮮かに
点綴
(
てんてい
)
されている。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
むかし
近江
(
おうみ
)
の
国
(
くに
)
に
田原藤太
(
たわらとうだ
)
という
武士
(
ぶし
)
が
住
(
す
)
んでいました。ある日
藤太
(
とうだ
)
が
瀬田
(
せた
)
の
唐橋
(
からはし
)
を
渡
(
わた
)
って行きますと、
橋
(
はし
)
の上に
長
(
なが
)
さ二十
丈
(
じょう
)
もあろうと
思
(
おも
)
われる
大蛇
(
おろち
)
がとぐろをまいて、
往来
(
おうらい
)
をふさいで
寝
(
ね
)
ていました。
田原藤太
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
からはし(唐橋)の例文をもっと
(11作品)
見る
空橋
(逆引き)
ひとつ映りまする我が影を、や、これ狐にもなれ、と思う心に連立って、あの、屋根のある
階子
(
はしご
)
を上る、
中空
(
なかぞら
)
に
架
(
か
)
けた高い
空橋
(
からはし
)
を渡り掛ける、とな、
令嬢
(
おあねえさま
)
、さて、ここじゃ。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
からはし(空橋)の例文をもっと
(1作品)
見る