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かどはかし
ふりがな文庫
“かどはかし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
誘拐
87.5%
勾引
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誘拐
(逆引き)
「如何なる物——とは讀んで字の如く物だ。其邊の
樽
(
たる
)
でも
瓶
(
かめ
)
でも古下駄でも持つて行くがいゝ。人間を連れて行くのは
誘拐
(
かどはかし
)
も同樣ではないか、
痴呆奴
(
たはけめ
)
」
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
えツ、默らないか、武士に向つて
誘拐
(
かどはかし
)
とは何だ。——借金の
抵當
(
かた
)
に、今晩は拙者が直々に伴れ歸り、
内祝言
(
ないしうげん
)
を濟ませて、宿の妻にするのに何の不思議だ。
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かどはかし(誘拐)の例文をもっと
(7作品)
見る
勾引
(逆引き)
助けられしは
嬉
(
うれ
)
しく思ひしが是また同じく
勾引
(
かどはかし
)
か
盜人
(
どろばう
)
にてあるべし如何して
能
(
よか
)
らんやと
薄氣味惡
(
うすきみわる
)
く
胡亂々々
(
うろ/\
)
するを見て半四郎は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
見るより大いに悦び
小杉
(
こすぎ
)
の伯父樣此
坊主
(
ばうず
)
が
勾引
(
かどはかし
)
ますアレ/\
伯父樣々々
(
をぢさま/\
)
と云れて九助は何ぢやと
立止
(
たちとゞまる
)
を旅僧は是を見と等く是は
堪
(
たまら
)
ぬと其儘後を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
着
(
つけ
)
られし通り傳吉は何れにも
正路
(
しやうろ
)
の者右の河原にて
殺
(
ころ
)
されたる女は空せみ又一人の男は彼を
勾引
(
かどはかし
)
たる
奴
(
やつ
)
ならんが二ツの
首
(
くび
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
かどはかし(勾引)の例文をもっと
(1作品)
見る
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