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かたふ
ふりがな文庫
“かたふ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
傾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傾
(逆引き)
その人は
齢
(
よはひ
)
六十路
(
むそぢ
)
余に
傾
(
かたふ
)
きて、顔は
皺
(
しわ
)
みたれど
膚清
(
はだへきよ
)
く、
切髪
(
きりがみ
)
の
容
(
かたち
)
などなかなか
由
(
よし
)
ありげにて、風俗も見苦からず、
唯
(
ただ
)
異様なるは
茶微塵
(
ちやみじん
)
の
御召縮緬
(
おめしちりめん
)
の
被風
(
ひふ
)
をも着ながら
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
●かくてやゝ日も
傾
(
かたふ
)
きければ
帰路
(
きろ
)
を
促
(
うなが
)
しけるに、
哥妓
(
げいしや
)
どもは
草鞋
(
わらじ
)
にて
来
(
きた
)
りしとてそれはわしがのなり、これはあれはとはきすてたるを
争
(
あらそ
)
ふてはきいづる、みな
酔興
(
すゐきやう
)
なれば
噪閙
(
おほさはぎ
)
して
途
(
みち
)
を
行
(
ゆ
)
く。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
●かくてやゝ日も
傾
(
かたふ
)
きければ
帰路
(
きろ
)
を
促
(
うなが
)
しけるに、
哥妓
(
げいしや
)
どもは
草鞋
(
わらじ
)
にて
来
(
きた
)
りしとてそれはわしがのなり、これはあれはとはきすてたるを
争
(
あらそ
)
ふてはきいづる、みな
酔興
(
すゐきやう
)
なれば
噪閙
(
おほさはぎ
)
して
途
(
みち
)
を
行
(
ゆ
)
く。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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(3作品)
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