“かがくてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
科学的66.7%
科學的33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まち新聞しんぶんは、またしろかげ科学的かがくてき批評ひひょうをしていました。ある理学士りがくしは、しろおとこのようにえたのは、水蒸気すいじょうきのどうかした具合ぐあいで、人間にんげんかたちえたのであろう。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
自然界の平衡状態イクイリプリアム試験管内しけんかんない科学的かがくてき平衡へいこうのような簡単かんたんなものではない。ただ一種の小動物だけでも、その影響えいきょうおよぶところははかり知られぬ無辺むへん幅員ふくいんをもっているであろう。
蛆の効用 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
正否せいひのほどは保證ほしようがたいが、それはとにかくこんな些細ささい事物じぶつまで科學的かがくてき整理せいりせられてゐることは歎賞たんしようあたひするであらう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)