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かうらんへきけん
ふりがな文庫
“かうらんへきけん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
絳欄碧軒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絳欄碧軒
(逆引き)
行暮
(
ゆきく
)
れて
一夜
(
ひとよ
)
の
宿
(
やど
)
の
嬉
(
うれ
)
しさや、
粟
(
あは
)
炊
(
かし
)
ぐ
手
(
て
)
さへ
玉
(
たま
)
に
似
(
に
)
て、
天井
(
てんじやう
)
の
煤
(
すゝ
)
は
龍
(
りう
)
の
如
(
ごと
)
く、
破衾
(
やれぶすま
)
も
鳳凰
(
ほうわう
)
の
翼
(
つばさ
)
なるべし。
夢
(
ゆめ
)
覺
(
さ
)
めて
絳欄碧軒
(
かうらんへきけん
)
なし。
芭蕉
(
ばせを
)
の
骨
(
ほね
)
巖
(
いはほ
)
の
如
(
ごと
)
く、
朝霜
(
あさしも
)
敷
(
し
)
ける
池
(
いけ
)
の
面
(
おも
)
に、
鴛鴦
(
ゑんあう
)
の
眠
(
ねむり
)
尚
(
な
)
ほ
濃
(
こまやか
)
なるのみ。
五月より
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(1作品)
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