“かうひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
口碑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世に越後の七不思議(なゝふしぎ)と称(しよう)する其一ツ蒲原郡(かんばらこほり)妙法寺村の農家(のうか)炉中(ろちゆう)の隅(すみ)石臼(いしうす)の孔(あな)より出(いづ)る火、人皆(みな)奇(き)也として口碑(かうひ)につたへ諸書(しよしよ)に散見(さんけん)す。
我(わ)が若かりし時水村(すゐそん)の一農夫(のうふ)、寒あけて后(のち)獺(かはをそ)のとりたる鮏(さけ)を奪(うば)ひ、これを喰(くら)ひて熱(ねつ)になやみ、三日にして死たる事あり、さればたゝりあるといふ口碑(かうひ)の説(せつ)も誣(しゆ)べからず。