“おひはご”の漢字の書き方と例文
語句割合
追羽子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無理に二人を向ひあはせに立たせて、追羽子おひはごをさせようと云ふのであつた。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
孃さまがたは庭に出て追羽子おひはごに餘念なく、小僧どのはまだお使ひより歸らず、お針は二階にてしかも聾なれば子細なし、若旦那はと見ればお居間の炬燵に今ぞ夢の眞最中まつたゞなか、拜みまする神さま佛さま
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ぢやうさまがたはには追羽子おひはご餘念よねんなく、小僧こざうどのはまだお使つかひよりかへらず、おはりは二かいにてしかもつんぼなれば子細しさいなし、若旦那わかだんなはとればお居間いま炬燵こたついまゆめ眞最中まつたゞなかおがみまするかみさまほとけさま
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)