“おかお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御顔50.0%
御貌25.0%
貌容25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むろん御筋骨ごきんこつはすぐれてたくましうございますが、御顔おかお色白いろじろの、いたってお奇麗きれい細面ほそおもて、そしてすこ釣気味つりぎみのお目元めもとにも、またきりりときしまったお口元くちもとにも
あるいはマルコ伝ですぐ次に記されている山上変貌へんぼうの記事、すなわちイエスの御貌おかおが神の栄光をもって輝いたのをペテロ、ヤコブ、ヨハネの三人が見たのは
その中で皇族の身をもって始終精神堅固に、仏教によって民心をなごめられた村雲尼公むらくもにこうは、玉を磨いたような貌容おかおであった。温和と、慈悲と、清麗せいれいとは、似るものもなく典雅玲瓏てんがれいろうとして見受けられた。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)