“おかほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御面50.0%
御顔50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴嬢の御恩を忘れたこと有りませんよ——彼頃あのころの貴嬢の御面おかほは全く天女でしたのねエ——けれど梅子さん、今ま貴嬢を見ると、何処どことも無くうれひの雲がかゝつて、時雨しぐれでも降りはせぬかの様に
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
本尊の阿弥陀様の御顔おかほは暗くて拝め無い、たヾ招喚せうくわんかたち為給したまふ右の御手おてのみが金色こんじきうすひかりしめし給うて居る。貢さんは内陣を出て四畳半の自分の部屋にはいつた。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)