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彼頃
ふりがな文庫
“彼頃”の読み方と例文
読み方
割合
あのころ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あのころ
(逆引き)
『
彼頃
(
あのころ
)
から見ると、
皆
(
みん
)
な立派な姉さんに成りましたなあ——どうして
吾儕
(
わたしども
)
が来た時分には、まだ
鼻洟
(
はな
)
を垂らしてるやうな連中もあつたツけが。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
貴嬢の御恩を忘れたこと有りませんよ——
彼頃
(
あのころ
)
の貴嬢の
御面
(
おかほ
)
は全く天女でしたのねエ——けれど梅子さん、今ま貴嬢を見ると、
何処
(
どこ
)
とも無く
愁
(
うれひ
)
の雲が
懸
(
かゝ
)
つて、
時雨
(
しぐれ
)
でも降りはせぬかの様に
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
彼頃(あのころ)の例文をもっと
(2作品)
見る
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
頃
常用漢字
中学
部首:⾴
11画
“彼”で始まる語句
彼
彼方
彼奴
彼女
彼処
彼方此方
彼岸
彼様
彼是
彼等
“彼頃”のふりがなが多い著者
木下尚江
島崎藤村