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おおとの
ふりがな文庫
“おおとの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大殿
90.9%
帷幕
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大殿
(逆引き)
家康は
約束
(
やくそく
)
どおり甚五郎を
召
(
め
)
し出したが、目見えの時一言も甘利の事を言わなんだ。蜂谷の一族は甚五郎の帰参を快くは思わぬが、
大殿
(
おおとの
)
の
思召
(
おぼしめ
)
しをかれこれ言うことはできなかった。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
大殿
(
おおとの
)
にはそれを聞こしめされて、この古屋敷は
変化
(
へんげ
)
の住み
家
(
か
)
とみゆるぞ、とく狩り出せよとの下知にまかせて、われわれ一同が
松明
(
たいまつ
)
振り照らして、床下から庭の
隅
(
すみ
)
ずみまで隈なくあさり尽くしたが
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
おおとの(大殿)の例文をもっと
(10作品)
見る
帷幕
(逆引き)
〈妾
性
(
ひととなり
)
交接の道を欲せず、今皇命の威に
勝
(
た
)
えずして、暫く
帷幕
(
おおとの
)
の中に納む、しかるに意に快からざるところ、云々〉と辞してその姉を
薦
(
すす
)
め参らせた、それが成務帝の御母だとある。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
おおとの(帷幕)の例文をもっと
(1作品)
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