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おほいどの
ふりがな文庫
“おほいどの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大臣殿
33.3%
大殿
33.3%
大炊殿
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大臣殿
(逆引き)
近来
(
ちかごろ
)
都の
大臣殿
(
おほいどの
)
の
一六一
御願
(
ごぐわん
)
の事みたしめ給ひて、
一六二
権現
(
ごんげん
)
におほくの宝を奉り給ふ。さるに此の
神宝
(
かんだから
)
ども、
一六三
御宝蔵
(
みたからぐら
)
の中にて
頓
(
とみ
)
に
失
(
う
)
せしとて、
一六四
大宮司
(
だいぐじ
)
より国の
守
(
かみ
)
に
訴
(
うつた
)
へ出で給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
太郎、夜の明くるを待ちて、大宮司の
舘
(
みたち
)
に来り、しかじかのよしを申し出でて、此の太刀を見せ奉るに、大宮司驚きて、是なん
大臣殿
(
おほいどの
)
の
献
(
たてまつり
)
物なりといふに、助聞き給ひて、
猶
(
なほ
)
失
(
う
)
せし物問ひあきらめん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
おほいどの(大臣殿)の例文をもっと
(1作品)
見る
大殿
(逆引き)
大殿
(
おほいどの
)
の奧深くにばかりゐる、あの源氏といふ
貴人
(
あてびと
)
は、どんなにか、つくろはぬ
民
(
たみ
)
の聲に心をひかれたことだらう。
夏の夜
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
おほいどの(大殿)の例文をもっと
(1作品)
見る
大炊殿
(逆引き)
さうして其
外
(
そと
)
は、広い家の外廓になつて居て、
大炊殿
(
おほいどの
)
もあれば、
火焼
(
ひた
)
き屋なども、下人の住ひに近い処に立つてゐる。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
おほいどの(大炊殿)の例文をもっと
(1作品)
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