“あげばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
帷幕50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵を河のに隱し、またその山の上に、絁垣きぬがきを張り、帷幕あげばりを立てて、詐りて、舍人とねりを王になして、あらは呉床あぐらにませて、百官つかさづかさゐやまひかよふ状、既に王子のいまし所の如くして
舞台の他にはなおあげばり(天幕)が設けられた。貞観の時は東西三宇ずつで、それが楽人・勅使・諸大夫等の席になっている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)