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えんたん
ふりがな文庫
“えんたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
袁譚
33.3%
怨歎
16.7%
燕丹
16.7%
袁耽
16.7%
鉛丹
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袁譚
(逆引き)
まだ充分意識もつかない父を、ふたたび馬の背に乗せて、長男
袁譚
(
えんたん
)
が抱きかかえ、それから数十里を横道へ、逃げに逃げた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
えんたん(袁譚)の例文をもっと
(2作品)
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怨歎
(逆引き)
と、
軈
(
やが
)
ての
快哉
(
かいさい
)
を——その八絃の夢が
断
(
き
)
れて、お小夜が
怨歎
(
えんたん
)
する日の
快
(
こころよ
)
さを——
昨日
(
きのう
)
も今日も、ひそかに待ちつつ、土用の休み日を暮していた。
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
えんたん(怨歎)の例文をもっと
(1作品)
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燕丹
(逆引き)
中国の
燕丹
(
えんたん
)
の故事のように、
烏
(
からす
)
の頭が白くなるという奇跡がおころうとも、自分には都へ帰れる機会はないのだから、きっとこの
辺鄙
(
へんぴ
)
な海辺で一生を終り、海辺をさまよう亡霊となることであろう。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
えんたん(燕丹)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
袁耽
(逆引き)
この人たちは
啻
(
ただ
)
に酒家
妓楼
(
ぎろう
)
に
出入
(
いでいり
)
するのみではなく、常に
無頼
(
ぶらい
)
の徒と会して
袁耽
(
えんたん
)
の技を闘わした。良三の如きは頭を一つ
竈
(
べっつい
)
にしてどてらを
被
(
き
)
て
街上
(
かいじょう
)
を
闊歩
(
かっぽ
)
したことがあるそうである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
えんたん(袁耽)の例文をもっと
(1作品)
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鉛丹
(逆引き)
震災の火事の焼け跡の煙がまだ消えやらぬころ、黒焦げになった樹の幹に
鉛丹
(
えんたん
)
色のかびのようなものが生え始めて、それが驚くべき速度で繁殖した。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
えんたん(鉛丹)の例文をもっと
(1作品)
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