“えっぺい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
閲兵88.9%
一盃11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の閲兵えっぺいのすむ間、将士はくろがねの列そのものだった。そして各〻、馬上の光秀を、目の前に仰いだ兵は、卒伍の端まで
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
厳かな閲兵えっぺいの後、李天王りてんのう李成りせい聞大刀もんだいとう聞達ぶんたつ、二将の号令のもとに、全軍、中書台ちゅうしょだいに向って、最敬礼をささげ、また、三たびの諸声もろごえを、天地にとどろかせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
林「心配しんぺいしねえでもえ、大丈夫だよ、少し理由わけがあるだ、おけくさん、ま一盃えっぺい飲めなせえ、おまえ今日は平日いつもより別段におつこしいように思われるだね」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
下男「いや林藏れんぞう何処へく、なに旦那と一緒えっしょに、うかえ、一盃えっぺいったなア」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
林「ま一盃えっぺい飲めなアよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)