“うらぐち”の漢字の書き方と例文
語句割合
裏口100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりはたらかせしが其の夜はおそなりしかば翌朝かへしけるにはや辰刻頃いつゝごろなるに隱居所の裏口うらぐちしまり居て未だ起ざる樣子なれば大いにあやし何時いつも早く目を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ねこは、ようやくにしてあやういいのちをおばあさんにたすけられました。おばあさんは、ねこのきそうなさかなをさらにいれて裏口うらぐちいてやりました。
おばあさんと黒ねこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
台所のはうはしつて来た貢さんは、其処に阿母さんが見えないので、草履を穿いて裏口うらぐちから納屋のうしろへ廻つた。阿母さんは物干竿ものほしざをに洗濯物を通して居る。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)