“うちたゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打叩50.0%
打敲33.3%
打擲16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まア待てよ…打叩うちたゝきは兎も角も、むすめは憎くて置かれねえ奴だが、附いて来たおさむれえさんに義理があるから、己が会って、云うだけの事を云って聞かした其の上で、其の人へ義理だ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
何事か知らんと一同足を止めて見ますると、向うから罪人が四五十人、獲物えもの々々をたずさえ、見るも恐ろしい姿で、四辺あたりに逃げまど老若男女ろうにゃくなんにょ打敲うちたゝくやら蹴飛けとばすやら、容易ならぬ様子であります。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
以てサア有體に云々いへ/\きびし打擲うちたゝき種々手をかへせむると雖もお島は更にくつせず後にはまなことぢて一向に物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
朝夕あさゆふ打擲うちたゝき夫は/\苦々にが/\敷事に御座候かく申上るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)