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打敲
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うちたゝ
ふりがな文庫
“
打敲
(
うちたゝ
)” の例文
横笛今は心を定め、ほとほとと
門
(
かど
)
を音づるれども答なし。玉を
延
(
の
)
べたらん如き纖腕
痲
(
しび
)
るゝばかりに
打敲
(
うちたゝ
)
けども應ぜん
氣
(
け
)
はひも見えず。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
何事か知らんと一同足を止めて見ますると、向うから罪人が四五十人、
獲物
(
えもの
)
々々を
携
(
たずさ
)
え、見るも恐ろしい姿で、
四辺
(
あたり
)
に逃げ
惑
(
まど
)
う
老若男女
(
ろうにゃくなんにょ
)
を
打敲
(
うちたゝ
)
くやら
蹴飛
(
けと
)
ばすやら、容易ならぬ様子であります。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
敲
漢検1級
部首:⽁
14画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀