“いんのう”の漢字の書き方と例文
語句割合
陰嚢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに、陰嚢(いんのう)もその影響を受けて、起(た)ち居(い)にもだんだん不自由を感じて来る、医師は罨法剤(あんぽうざい)と睾丸帯(こうがんたい)とを与えた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
雪中を歩(ほ)する人陰嚢(いんのう)を綿(わた)にてつゝむ事をす、しかせざれば陰嚢(いんのう)まづ凍(こほり)て精気(せいき)尽(つく)る也。又凍死(こゞえしゝ)たるを湯火(たうくわ)をもつて温(あたゝむ)れば助(たすか)る事あれども武火(つよきひ)熱湯(あつきゆ)を用(もち)ふべからず。
途中に於(おい)て護送者が男は陰嚢(いんのう)女は乳(ちち)を打(うっ)て即死せしめ、死骸を路傍の穴へ蹴込(けこみ)て、落着(らくちゃく)せしむる事あり、或(ある)時亭主殺しの疑いある女にて、繋獄(けいごく)三年に及ぶも証拠上(あが)らずされば迚(とて)追放にもなし難く
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)