“いさを”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イサヲ
語句割合
55.6%
勇雄11.1%
功勲11.1%
功名11.1%
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後われ皇帝クルラードにつかへ、その騎士の帶をさづけられしほどいさをによりていと大いなる恩寵めぐみをえたり 一三九—一四一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
と云つて長男の勇雄いさをが持つて来た名刺を見ると、東京区裁判所執達吏鈴木達彌と印刷してある。保雄と美奈子とは黙つて顔を見合せた。
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
兄の勇雄いさをは父と母の話を聞きかぢつて此んな事を言つて居る。悪い所をば小供等に見せる事だと両親ふたおやは心の内で思つたが、差押に慣れた幼い二人は存外平気である。
執達吏 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
(代匠記)か「鹿島の神に祈願こひいのり官軍すめらみいくさいでて来しものをいかでいみじき功勲いさをを立てずして帰り来るべしや」(古義)かのいずれにかになる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
遠祖みおやらの功名いさををゆめむ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
いさをは高き 鯉のぼり
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)