“いさむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
92.3%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだ。それよりも早く結論を出すことに骨を折らなければ……」といさむ少年は再び大辻の方を向いていった。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その子供らはこの人のよい叔父にすっかり、なついてしまった。兄貫一の子は三人あって、お花というが十五歳で、その次がさきの源造、末がいさむという七歳ななつのかあいいである。
河霧 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
一 嫉妬の心努〻ゆめゆめおこすべからず。男婬乱なればいさむべし。いかりうらむべからず。ねたみ甚しければ其気色言葉も恐敷すさまじくして、却て夫にうとまれ見限らるゝ物なり。若し夫不義あやまちあらば我色をやわらげ声をやわらかにして諫べし。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)