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あたごちやう
ふりがな文庫
“あたごちやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
愛宕町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛宕町
(逆引き)
愛宕町
(
あたごちやう
)
は七八丁の距離しかないので銀之助は
静
(
しづ
)
のこと、今の
妻
(
さい
)
の
元子
(
もとこ
)
のことを考へながら、
歩
(
あゆ
)
むともなく、
徐々
(
のろ/\
)
歩
(
あ
)
るいた。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
愛宕町
(
あたごちやう
)
の大野を思ひ出したが、あの有樂座以來何だか興がさめてゐて、行く氣にならなかつた。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
然
(
しか
)
るに
貴様
(
あなたさま
)
との関係と同じく
矢張
(
やはり
)
男の家で結婚を許さない、その
為
(
た
)
め男は
遂
(
つひ
)
に家出して今は
愛宕町
(
あたごちやう
)
何丁目何番地
小川方
(
をがはかた
)
に二人して
日蔭者
(
ひかげもの
)
の
生活
(
くらし
)
をして居る。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
忌々
(
いま/\
)
しさうに頭を
振
(
ふつ
)
て、急に
急足
(
いそぎあし
)
で
愛宕町
(
あたごちやう
)
の
闇
(
くら
)
い狭い
路地
(
ろぢ
)
をぐる/\
廻
(
まは
)
つて
漸
(
やつ
)
と
格子戸
(
かうしど
)
の小さな二
階屋
(
かいや
)
に「小川」と薄暗い
瓦斯燈
(
がすとう
)
の
点
(
つ
)
けてあるのを
発見
(
めつ
)
けた。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
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