“あおしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蒼白85.7%
青白14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父が書斎の丸窓まるまどそと外に、八手やつでの葉は墨より黒く、玉の様な其の花は蒼白あおしろく輝き、南天の実のまだ青い手水鉢ちょうずばちのほとりに藪鶯やぶうぐいす笹啼ささなき絶間たえまなく聞えて屋根、のき、窓、ひさし
(新字新仮名) / 永井荷風(著)
代助は蒼白あおしろく見える自分の脳髄を、ミルクセークの如く廻転させるために、しばらく旅行しようと決心した。始めは父の別荘に行く積りであった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
うす青白あおしろゆめ
私は姉さん思い出す (新字新仮名) / 小川未明(著)
青白あおしろまゆのここち……
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)