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『余震の一夜』
ふりがな文庫
『
余震の一夜
(
よしんのいちや
)
』
或夜中に私は寝所について、いくらか眠つたと思ふ頃に、又人騒がせな余震があつたとみえて、家中騒ぎだした。私は夢心地にこの地震を感じたに違ひなかつたが、どのくらゐの強さで初まつたかを、感ずるほど微細な知覚は働いてゐなかつた。私は今度の大地震を経 …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造 第六巻第一号」1924(大正13)年1月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
尊
(
たうと
)
支柱
(
つつかへ
)
皆
(
みん
)
追立
(
おひた
)
揺
(
ゆら
)
左
(
と
)
右
(
かく
)
大嘘
(
だいうそ
)
中枢
(
ちうすう
)
片
(
きれ
)
支柱
(
しちう
)
屈
(
かゞ
)
刺
(
とげ
)
其
(
そ
)
儘
(
まゝ
)
茹物
(
ゆでもの
)
薄切
(
うすき
)
裏
(
うら
)
踣
(
のめ
)
真中
(
まんなか
)
身世
(
しんせい
)
酷
(
ひど
)
産気
(
さんけ
)
枕頭
(
まくらもと
)
家
(
うち
)
姑風
(
しうとかぜ
)
呟
(
つぶや
)
口
(
くち
)
偕
(
とも
)
伏
(
ふ
)
仕着
(
しきせ
)