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産気
ふりがな文庫
“産気”の読み方と例文
旧字:
産氣
読み方
割合
さんけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんけ
(逆引き)
幸
(
さいわい
)
に御米の
産気
(
さんけ
)
づいたのは、宗助の外に用のない夜中だったので、傍にいて世話のできると云う点から見ればはなはだ都合が好かった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私の家まで
辛々
(
から/\
)
避難して来て、庭の柘榴の木の下で
産気
(
さんけ
)
づいて、産後が悪いとかで、今は病院に入つてゐた。
余震の一夜
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
産気
(
さんけ
)
づいた彼女はしきりにニヤア/\云ひながら彼の後を追つて歩くので、サイダの空き函へ古い座布団を敷いたのを押入の奥の方に据ゑて、そこへ抱いて行つてやると
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
産気(さんけ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“産気”の意味
《名詞》
妊娠している胎児が生まれそうな気配。
(出典:Wiktionary)
産
常用漢字
小4
部首:⽣
11画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“産”で始まる語句
産
産褥
産屋
産衣
産毛
産土
産土神
産婆
産声
産湯
“産気”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
鈴木三重吉
夏目漱石
徳田秋声
楠山正雄