“さんけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サンケ
語句割合
産気75.0%
産氣16.7%
三色8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の家まで辛々から/\避難して来て、庭の柘榴の木の下で産気さんけづいて、産後が悪いとかで、今は病院に入つてゐた。
余震の一夜 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
羽織はおりをたゝんでふところへんで、からずねの尻端折しりはしよりが、一層いつそう薩張さつぱりでよからうとおもつたが、女房にようぼう産氣さんけづいて産婆さんばのとこへかけすのではない。今日けふ日日新聞社にち/\しんぶんしや社用しやようた。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
白鱗びやくりん三色さんけの鯉のさやけきは氷中花とも澄みて真水まみづ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)