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『朝』
ふりがな文庫
『
朝
(
あさ
)
』
ある春の朝でした。 太陽は、いま薔薇色の雲をわけて、小山のうえを越える所でした。小さい子供は、白い小さい床の中で、まだ眠って居りました。 「お起き、お起き」柱に掛った角時計が言いました。「お起き、お起き」そう言ったけれど、よく眠った太郎は何 …
著者
竹久夢二
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
床
(
ベッド
)
頬
(
ほっ
)
覚
(
さま
)
鳴
(
なら
)
南風
(
なんぷう
)
可愛
(
かあい
)
好
(
よ
)
誰
(
だれ
)
眼
(
め
)
鳩
(
はと
)
鳥差
(
えさ
)
餌
(
えさ
)
雛
(
ひな
)
鈴蘭
(
すずらん
)
這入
(
はい
)
紅
(
あか
)
何処
(
どこ
)
歓
(
よろこ
)
居
(
お
)
家
(
うち
)
太郎
(
たろう
)
夜明
(
よあけ
)
唄
(
うた
)
凧
(
たこ
)
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