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『一緒に歩く亡霊』
ふりがな文庫
『
一緒に歩く亡霊
(
いっしょにあるくぼうれい
)
』
「老媼茶話」には奇怪な話が数多(たくさん)載っている。この話もその一つであるが、奥州の其処(あるところ)に甚六と云う百姓があった。著者はその人となりを放逸邪見類なき者也と云っている。兎に角冷酷無情の男であったらしい。 その甚六に一人の姉があ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
其処
(
あるところ
)
結局
(
あげく
)
伴
(
つれ
)
己
(
じぶん
)
何人
(
たれ
)
喫
(
く
)
私
(
わし
)
比
(
ごろ
)
廃
(
よ
)
小女
(
こむすめ
)
女
(
むすめ
)
年末
(
くれ
)
数多
(
たくさん
)
竊
(
ぬす
)
途
(
みち
)
路傍
(
みちばた
)
酷待
(
いじ
)
背後
(
うしろ
)
麁相
(
そそう
)
笊
(
ざる
)
主翁
(
ていしゅ
)
瓦盃
(
かわらけ
)
現
(
うつつ
)
注
(
つ
)
所業
(
しわざ
)
干沙
(
ひすな
)
室
(
へや
)
孀
(
やもめ
)
周章
(
あわ
)