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黄泉比良坂
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よもつひらさか
ふりがな文庫
“
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)” の例文
境に
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
という名のあるのが不審なくらい、自由に人の世から
往
(
ゆ
)
き通う旅の神があり、また恋があり人情の
葛藤
(
かっとう
)
があった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ここに千引の
石
(
いは
)
をその
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
に引き
塞
(
さ
)
へて、その石を中に置きて、おのもおのも
對
(
む
)
き立たして、
事戸
(
ことど
)
を
度
(
わた
)
す時
二〇
に、伊耶那美の命のりたまはく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
の
坂本
(
さかもと
)
まで來た時に、その坂本にあつた桃の
實
(
み
)
を三つとつてお撃ちになつたから皆逃げて行きました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
最後には
女神
(
めがみ
)
イザナミの命が御自身で追つておいでになつたので、大きな巖石をその
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
に
塞
(
ふさ
)
いでその石を中に置いて兩方で
對
(
むか
)
い合つて
離別
(
りべつ
)
の言葉を
交
(
かわ
)
した時に
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
そこで
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
まで追つておいでになつて、遠くに見て大國主の命を呼んで仰せになつたには
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
かれここに
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
に追ひ至りまして、
遙
(
はるか
)
に
望
(
みさ
)
けて、
大穴牟遲
(
おほあなむぢ
)
の神を呼ばひてのりたまはく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ここに
御佩
(
みはかし
)
の
十拳
(
とつか
)
の劒を拔きて、
後手
(
しりへで
)
に
振
(
ふ
)
きつつ逃げ來ませるを、なほ追ひて
黄泉比良坂
(
よもつひらさか
)
一八
の坂本に到る時に、その坂本なる
桃
(
もも
)
の
子
(
み
)
三つをとりて持ち撃ちたまひしかば、悉に逃げ返りき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“黄泉比良坂”の解説
黄泉比良坂(よもつひらさか)は、日本神話において生者の住む現世と死者の住む他界(黄泉)との境目にあるとされる坂、または境界場所。
『古事記』では「黄泉比良坂」、『日本書紀』では「泉津平坂」または「泉平坂」、『出雲国風土記』では「黄泉之坂」などと表記される。
(出典:Wikipedia)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
泉
常用漢字
小6
部首:⽔
9画
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
良
常用漢字
小4
部首:⾉
7画
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
“黄泉比良”で始まる語句
黄泉比良阪