“よもつひらさか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヨモツヒラサカ
語句割合
黄泉比良坂75.0%
黄最津平阪25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄泉比良坂よもつひらさか坂本さかもとまで來た時に、その坂本にあつた桃のを三つとつてお撃ちになつたから皆逃げて行きました。
最後には女神めがみイザナミの命が御自身で追つておいでになつたので、大きな巖石をその黄泉比良坂よもつひらさかふさいでその石を中に置いて兩方でむかい合つて離別りべつの言葉をかわした時に
何でも天地開闢かいびゃくころおい、伊弉諾いざなぎみこと黄最津平阪よもつひらさかやっつのいかずちしりぞけるため、桃のつぶてに打ったという、——その神代かみよの桃の実はこの木の枝になっていたのである。
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)