麥酒ビイル)” の例文
新字:麦酒
親指は肉付豐かな弗羅曼フラマンの酒屋の亭主、根が瓢輕な巫山戯もの、三月釀造極上麥酒ビイル招牌かんばんを出した戸口のとこで煙草をのんでる。
五本の指 (旧字旧仮名) / ルイ・ベルトラン(著)
が、いまはひらけた。そのころともだちがて、酒屋さかやから麥酒ビイルると、あわたない、あわが、麥酒ビイルけつしてあわをくふものはない。が、あわたない麥酒ビイル稀有けうである。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
七面鳥と土産の麥酒ビイルに笑ひさざめく一家内。
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
赤坂あかさか見附みつけちかい、ある珈琲店コオヒイてん端近はしぢか卓子テエブルで、工學士こうがくし麥酒ビイル硝子杯コツプひかへてつた。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)