“ビイル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:びいる
語句割合
麦酒81.8%
麥酒18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一条の滝があつて、その茶店でまた麦酒ビイルをひつかけてゐると、せばいいのに小せんが、でて来た大きな蟇蛙がまがへるへ石をぶつけた。
落語家温泉録 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
己のうたいし ことのはのかずかずは 乾酪チイズのごと 麦酒ビイルのごと 光うしないて よどみはてしは わがこころのさまも かくありなんとの あかしなるべし
口業 (新字新仮名) / 竹内浩三(著)
七面鳥と土産の麥酒ビイルに笑ひさざめく一家内。
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
赤坂あかさか見附みつけちかい、ある珈琲店コオヒイてん端近はしぢか卓子テエブルで、工學士こうがくし麥酒ビイル硝子杯コツプひかへてつた。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)