“ビール”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:びーる
語句割合
麦酒86.0%
麥酒12.0%
皮酒1.0%
麦洒1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アンドレイ、エヒミチははじめの一分時ぷんじは、なん意味いみもなく書物しょもつはなれ、ダリュシカと麦酒ビールとにわかれて
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
子供が遊んでいるのを見たら、粘土でお寺をつくり、その外側を瓶詰めの麦酒ビールその他の蓋になっている、小さな円い錫の板で装飾していた。
(大西洋上に客船の足も速く、はるかに太陽の直下に向かって行く。扇風機は風を送るもその風すらあつく、氷と麦酒ビールとを幾杯かかたむけたのだった。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
私は喪心者のやうに空を見ながら、自分の幸福に滿足して、今日も昨日も、ひとりで閑雅な麥酒ビールを飮んでる。
宿命 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
宿へ歸つて鹽燒にさせて、先生大得意で天賜の佳肴に一盞の麥酒ビールを仰いだところは如何にも樂しさうであつた。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「それは此の次にしよう。麥酒ビールとサンドウイツチでもとゝのへて、舟で淀川をさかのぼるのもいゝかもしれない。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
ホールの隅に酒瓶を並べたスタンドがあって、そこへ四・五・六は行った。ホールとの間に衝立ついたてがあって、向うからは見えないようになっている。四・五・六は皮酒ビールを注文した。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
彼は、しかし、恭一の手紙で、新たにそのことを思い出し、なお、その後の店の様子などを考えているうちに、このごろ、麦洒ビールや日本酒の罎詰をならべた商品棚ががらんとなって来たことや、夕方の忙しくなければならない時間に
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)