“ビヤー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突堤埠頭50.0%
麦酒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
線路のある突堤埠頭ビヤーの先端に、朝の微光を背に受けて、凝然と立すくんでいた私達の眼の前には、片腕の駅長の復讐を受けた73号を深々と呑み込んだドス黒い海が
気狂い機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
原稿料を手に入れた時だけ、急に下宿の飯を不味まずがって、晩飯には近所の西洋料理店レストーラントへ行き、髭の先に麦酒ビヤーの泡を着けて、万丈の気燄きえんを吐いていたのだから
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)