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鳴過
ふりがな文庫
“鳴過”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なきす
50.0%
なきすぐ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なきす
(逆引き)
その
傍
(
かたわら
)
に
尻端折
(
しりぱしょり
)
の男一人片手を上げて網船賑ふ
河面
(
かわづら
)
の
方
(
かた
)
を指さしたるは、静に曇りし初夏の空に
時鳥
(
ほととぎす
)
の一声
鳴過
(
なきす
)
ぎたるにはあらざるか。時節はいよいよ夏の
盛
(
さかり
)
となれり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
鳴過(なきす)の例文をもっと
(1作品)
見る
なきすぐ
(逆引き)
雨はこの時漸く
霽
(
は
)
れて、軒の玉水
絶々
(
たえだえ
)
に、
怪禽
(
かいきん
)
鳴過
(
なきすぐ
)
る者両
三声
(
さんせい
)
にして、跡松風の音
颯々
(
さつさつ
)
たり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
鳴過(なきすぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“鳴”で始まる語句
鳴
鳴子
鳴海
鳴物
鳴動
鳴門
鳴雪
鳴神
鳴音
鳴鏑
“鳴過”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
永井荷風