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怪禽
ふりがな文庫
“怪禽”の読み方と例文
読み方
割合
かいきん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいきん
(逆引き)
すなわちウブメ鳥と名づくる一種の
怪禽
(
かいきん
)
の話を別にして考えると、ウブメは必ず深夜に道の
畔
(
あぜ
)
に出現し
赤子
(
あかご
)
を抱いてくれといって通行人を呼び留める。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
このあたりでは鳴かない
怪禽
(
かいきん
)
が、やや下ったところの飯綱権現の境内の杉の大木の梢では、しきりに鳴きます。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
雨はこの時漸く
霽
(
は
)
れて、軒の玉水
絶々
(
たえだえ
)
に、
怪禽
(
かいきん
)
鳴過
(
なきすぐ
)
る者両
三声
(
さんせい
)
にして、跡松風の音
颯々
(
さつさつ
)
たり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
怪禽(かいきん)の例文をもっと
(3作品)
見る
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
禽
漢検準1級
部首:⽱
13画
“怪”で始まる語句
怪
怪訝
怪我
怪物
怪我人
怪鳥
怪異
怪談
怪力
怪火
“怪禽”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
中里介山
柳田国男