トップ
>
鯱鉾立
>
しゃちほこだち
ふりがな文庫
“
鯱鉾立
(
しゃちほこだち
)” の例文
犬
(
いぬ
)
の
皮
(
かわ
)
をかぶって、おせんの
裸
(
はだか
)
を
思
(
おも
)
う
存分
(
ぞんぶん
)
見
(
み
)
た
上
(
うえ
)
に
写
(
うつ
)
し
取
(
と
)
って
来
(
く
)
るなんざ、
素人
(
しろうと
)
にゃ、
鯱鉾立
(
しゃちほこだち
)
をしても、
考
(
かんが
)
えられる
芸
(
げい
)
じゃねえッてのよ
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「さあ、
此方
(
こっち
)
へお入りなさい。遠慮しないでね、家にいる積りで何でもしてお遊びなさい」と云ったから、乃公は
突然
(
いきなり
)
鯱鉾立
(
しゃちほこだち
)
をしてやった。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
鯱鉾立
(
しゃちほこだち
)
をしても吾妻屋永左衛門に及ぶ筈もなく、それを知り
悉
(
つく
)
しているだけに、泥んこの中に引っくり返った永左衛門、急に自信を取戻して来ました。
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
大芳棟梁も
矢張
(
やはり
)
この名人上手の
中
(
うち
)
に数えらるゝ人ですから、何うも一風流変っておりますが、仕事にかけたら
何
(
ど
)
んな大工さんが
鯱鉾立
(
しゃちほこだち
)
して張り合っても
叶
(
かな
)
いません。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鯱
漢検1級
部首:⿂
19画
鉾
漢検準1級
部首:⾦
14画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“鯱鉾”で始まる語句
鯱鉾
鯱鉾張
鯱鉾町