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ぎよにく
ふりがな文庫
“
魚肉
(
ぎよにく
)” の例文
父はその時から命のをはるまで納豆を食はずにしまつただらうと僕はおもふ。父は食べものの
精進
(
しやうじん
)
もした。
併
(
しか
)
しさういふ普通の精進の
魚肉
(
ぎよにく
)
を食はぬほかに
穀断
(
ごくだち
)
、
塩断
(
しほだち
)
などもした。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
余
(
よ
)
塩沢
(
しほざは
)
にありしは四十余日、其地海に遠くして夏は海魚に
乏
(
とぼ
)
しく、江戸者の口に
魚肉
(
ぎよにく
)
の
上
(
のぼ
)
らざりし事四十余日、
小千谷
(
をぢや
)
にいたりてはじめて
生鯛
(
なまたひ
)
を
喰
(
しよく
)
せしに
美味
(
びみ
)
なりし事いふべからず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
江戸には
胡麻揚
(
ごまあげ
)
の
辻売
(
つじうり
)
多し、大阪にてはつけあげといふ
魚肉
(
ぎよにく
)
のつけあげはうまきものなり、江戸にはいまだ魚のつけあげを夜みせにうる人なし、われこれをうらんとおもふはいかん。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
余
(
よ
)
塩沢
(
しほざは
)
にありしは四十余日、其地海に遠くして夏は海魚に
乏
(
とぼ
)
しく、江戸者の口に
魚肉
(
ぎよにく
)
の
上
(
のぼ
)
らざりし事四十余日、
小千谷
(
をぢや
)
にいたりてはじめて
生鯛
(
なまたひ
)
を
喰
(
しよく
)
せしに
美味
(
びみ
)
なりし事いふべからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
江戸には
胡麻揚
(
ごまあげ
)
の
辻売
(
つじうり
)
多し、大阪にてはつけあげといふ
魚肉
(
ぎよにく
)
のつけあげはうまきものなり、江戸にはいまだ魚のつけあげを夜みせにうる人なし、われこれをうらんとおもふはいかん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“魚肉”の意味
《名詞》
魚 肉(ぎょにく)
(食用の)魚の肉。
(出典:Wiktionary)
“魚肉”の解説
魚肉(ぎょにく)は、魚類の可食部分で食肉とされるもの。狭義には、胴体の骨の周りの赤身・白身を指す。広義には、魚の可食部全てを指す。したがって、内臓や尾ヒレに至るまで、魚肉に含まれる。本項では後者について記述する。
上記の魚の身部分と、鶏肉や獣肉を併せた意味もあるが、この記事の対象範囲ではない。
(出典:Wikipedia)
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“魚”で始まる語句
魚
魚籠
魚屋
魚河岸
魚籃
魚鱗
魚類
魚釣
魚沼郡
魚族