“高提灯”の読み方と例文
読み方割合
たかぢょうちん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主君（きみ）より上使が参るというに、それを迎える準備もなく邸内は森閑と静まっている。ただ二張りの高提灯（たかぢょうちん）が式台脇に立ててあって、佗（わび）しく点もる灯の光が四辺（あたり）を照らしているばかり。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)