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顔触
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かほぶれ
ふりがな文庫
“
顔触
(
かほぶれ
)” の例文
旧字:
顏觸
お弟子は随分あるが、世間に聞えてゐる人達には、
生田長江
(
いくたちやうかう
)
、小山内薫、
沼波瓊音
(
ぬなみけいおん
)
、栗原
古城
(
こじやう
)
、山田耕作、岡田三郎助などいふ
顔触
(
かほぶれ
)
がある。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
総裁原敬氏の
白髪頭
(
はくはつとう
)
のなかでは、内閣員の
顔触
(
かほぶれ
)
が
幾度
(
いくたび
)
か見え隠れしてゐた頃、今の文相中橋徳五郎氏の
許
(
ところ
)
へ、神戸にゐるお医者さんの桂田
富士郎
(
ふじを
)
氏から一本の電報が飛込んで来た。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
五人組といふのは、益田孝、朝吹英二、加藤正義、野崎広太、高橋義雄といふ
顔触
(
かほぶれ
)
。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
でその費用は一般の寄進からとあつて、大きな
奉加帳
(
ほうがちやう
)
が順繰りに
富豪連
(
かねもちれん
)
の手に廻される事になつた。それを何番目かに
請取
(
うけと
)
つたIといふ
富豪
(
かねもち
)
は発起人の
顔触
(
かほぶれ
)
を見ると、急に苦い顔をした。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
その日も思つた程
顔触
(
かほぶれ
)
が集まらないので、お婆さんは
徐々
(
そろ/\
)
艴
(
むく
)
れ出した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
触
常用漢字
中学
部首:⾓
13画
“顔”で始まる語句
顔
顔色
顔容
顔馴染
顔付
顔貌
顔立
顔面
顔料
顔回