トップ
>
頂垂
>
うなだ
ふりがな文庫
“
頂垂
(
うなだ
)” の例文
何か懐中へ物を入れて
居
(
お
)
ると帯が皺くちゃになって、
掛
(
かけ
)
は
頂垂
(
うなだ
)
れて、
雪駄穿
(
せったばき
)
と云うと
体
(
てい
)
は良いが、
日勤草履
(
にっきんぞうり
)
で
金
(
かね
)
が取れ、鼠の
小倉
(
こくら
)
の鼻緒が切れて、雪駄の間から
経木
(
きょうぎ
)
などが出るのを
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
今までどこか屋根の下で、首を
頂垂
(
うなだ
)
れて寒さにいぢけてゐるのが、煖炉が温まつたので、火に近い方へ寄つて来て、煙突から出る白い煙の帯と、面白く飛び廻る火の子とを眺めてゐるのであらう。
樺太脱獄記
(新字旧仮名)
/
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(著)
と
進
(
すゝ
)
まぬ
顏
(
かほ
)
に
首
(
くび
)
を
頂垂
(
うなだ
)
れた。
如何
(
いか
)
にも
其
(
その
)
憂慮
(
うれひ
)
は
道理
(
もつとも
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
頂
常用漢字
小6
部首:⾴
11画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“頂”で始まる語句
頂
頂戴
頂上
頂辺
頂板
頂点
頂戴物
頂點
頂邊
頂部