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頂上
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いただき
ふりがな文庫
“
頂上
(
いただき
)” の例文
夜待
(
よまち
)
と言って、夜中、山に籠って猪を撃つことがありますが、それに行っていると、もう夜明けに近いと思うころに、山の
頂上
(
いただき
)
の方で
北国の人
(新字新仮名)
/
水野葉舟
(著)
叫び狂い
罵
(
ののし
)
る声は窓を通し湖水を渡り、闇の大空に
聳
(
そび
)
えている八つの峰を持った八ヶ嶽の高い高い
頂上
(
いただき
)
まで響いて行くように思われた。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そうなると、その大
※
(
いりやま
)
の
頂上
(
いただき
)
が、全く
鼻翼
(
こばな
)
の
裾
(
すそ
)
に
没
(
かく
)
れてしまって、そこと鼻筋の形とが、異様に引き合い対照を求めて来る。
絶景万国博覧会
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
彼一日
聖殿
(
みや
)
の
頂上
(
いただき
)
に登り、眼下に万人の群集するを見し時、悪霊再び彼に
耳語
(
じご
)
していわく
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
多宝塔
(
たほうとう
)
三
重
(
じゅう
)
の
頂上
(
いただき
)
にある暗室へ、ゆうべからほうりこまれていた
和田呂宋兵衛
(
わだるそんべえ
)
は、らんらんたる
眼
(
まなこ
)
をとぎすまして、しばられている鉄の
鎖
(
くさり
)
を、時おり、ガチャリ、ガチャリと鳴らしていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
聖
(
きよ
)
き
京
(
みやこ
)
に携えゆき
殿
(
みや
)
の
頂上
(
いただき
)
に立たせていいけるは爾もし神の子ならば
己
(
おの
)
が身を下へ
投
(
なげ
)
よ
蓋
(
そは
)
なんじがために神その
使
(
つかい
)
たちに命ぜん彼ら手にて支え爾が足の石に触れざるようすべしと録されたり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
“頂上”の解説
頂上(ちょうじょう)は、山のような起伏のある地形において隣接した他の全ての地点よりも高い場所。類義語に山頂(さんちょう)、頂点(ちょうてん)、頂(いただき)、峰(みね)、山巓(さんてん)、サミット(summit)などがある。
(出典:Wikipedia)
頂
常用漢字
小6
部首:⾴
11画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“頂上”で始まる語句
頂上近
頂上至極