音聲おんじやう)” の例文
新字:音声
アートレ,デース音聲おんじやうの朗らの諸使に令くだし、 50
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
澄みて、離れて、落居たる其音聲おんじやうすゞしさに
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
見てざるはいさみなしとか惡とはしれども一工夫ひとくふう仕まつて見申べしとやゝ暫く思慮しりよに及びけるが人々に向ひまづ天一殿の面部は當將軍家の幼稚をさなだち御相恰ごさうがふよくしのみか音聲おんじやう迄も其儘なれば十が九ツ此企このくはだて成就せんと云に皆々打よろこび茲に主從しうじうの約を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つねならぬ鐘の音聲おんじやう
朝菜集 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
音聲おんじやうを驚かし
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
音聲おんじやうこそはかすかなれ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)