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一工夫
ふりがな文庫
“一工夫”の読み方と例文
読み方
割合
ひとくふう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとくふう
(逆引き)
しかしこの二方法共実行出来んとなるとはなはだ心細い。今において
一工夫
(
ひとくふう
)
しておかんとしまいにはむずむず、ねちねちの結果病気に
罹
(
かか
)
るかも知れない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
能役者にも古来しばしばさういつた冒険者があつて、謂はゆる「
一工夫
(
ひとくふう
)
」を試みる者が少くなかつた。
演出
(新字旧仮名)
/
野上豊一郎
(著)
多寡
(
たか
)
の知れた
僧侶
(
そうりょ
)
や
浪人者
(
ろうにんもの
)
と見くびって、わざと、
家中
(
かちゅう
)
の
侍
(
さむらい
)
をださず、呂宋兵衛や
吹針
(
ふきばり
)
の
婆
(
ばばあ
)
をあの番組のなかにいれて
翻弄
(
ほんろう
)
してやろうと思ったのだが、そうと知ったら、もう
一工夫
(
ひとくふう
)
するのであった
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一工夫(ひとくふう)の例文をもっと
(6作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“一工”で始まる語句
一工風
検索の候補
工夫
工夫体
工夫等
御工夫
老工夫
新工夫
電気工夫
工夫坐禅
耐震的工夫
唯道工夫半未全
“一工夫”のふりがなが多い著者
作者不詳
野上豊一郎
三遊亭円朝
夏目漱石
吉川英治