“靴紐:くつひも” の例文
“靴紐:くつひも”を含む作品の著者(上位)作品数
徳田秋声1
森鴎外1
谷譲次1
アーサー・コナン・ドイル1
夏目漱石1
“靴紐:くつひも”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)5.3%
文学 > 文学 > 文学理論 作法1.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
靴紐くつひもや靴墨、刷毛はけが店頭の前通りにならび、たなに製品がぱらりと飾ってあったが、父親はまだ繃帯ほうたいも取れず、土間の仕事場で靴の底をつけていた。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
パイプと云うものは実際途法もなく趣味のあるものだからね。——まず懐中時計と靴紐くつひもとをぬかすとこのくらい個々の特異性を持ってるものはないだろう。けれど今の場合は、そんなことはどうでもいいんだ。
黄色な顔 (新字新仮名) / アーサー・コナン・ドイル(著)
私が靴を脱いでいるうち、——私はその時分からハイカラで手数てかずのかかる編上あみあげ穿いていたのですが、——私がこごんでその靴紐くつひもを解いているうち、Kの部屋では誰の声もしませんでした。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
絶對無二の大眞理が古今の哲學を殘なく折伏しやくぶくし、融會し、若くは悉く併呑統一して宇宙を貫き、太陽系を花鬘はなかづらともし、「ネプチユウン」の軌道をば靴紐くつひもともし、無上無比不増不減の妙光をはなちて
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
この、一つ置いて前のコンパアトメントにいる、商業から教会へ引退したばかりの肉屋のような、フロック・コウトの肩にあから顔を載せて、靴紐くつひもで鼻眼鏡を吊ってるお爺さんこそは、言うまでもなく密偵に決まっています。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)