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非
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けち
ふりがな文庫
“
非
(
けち
)” の例文
「巳は男好きだというけれど……」お絹はいささか
非
(
けち
)
をつけるように言って、
躯
(
からだ
)
を壁ぎわの方へ去らして横になった。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
笹村はふと頭が曇って来ると、得意になって二人のしていることに、片端から
非
(
けち
)
をつけずにはいられなかった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
車につんで、
溜池
(
ためいけ
)
の方にある
被服廠
(
ひふくしょう
)
の
下請
(
したうけ
)
をしている役所へ
搬
(
はこ
)
びこまれて行く、それらの納めものが、気むずかしい役員
等
(
ら
)
のために
非
(
けち
)
をつけられて、素直に納まらないようなことがざらにあった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「水の音がしないのでね。」融は
非
(
けち
)
をつけた。
歯痛
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
非
常用漢字
小5
部首:⾮
8画
“非”を含む語句
非常
非道
似而非
非難
是非
非業
非人
非常時
非情
検非違使庁
非常梯子
人非人
似非
検非違使
非番
先非
似而非者
理非曲直
非曲
野非人
...