“下請”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
したうけ83.3%
したう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
各職の下には、下請したうけがあり、小頭こがしらがあり、現場頭があって統率されていたが、要するに、それらの組々の名は、責任範囲の名称だった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つまり下請したうけ制度で、請負配下が鋳造した判金を、金銀改役後藤庄三郎ごとうしょうざぶろうが検定極印ごくいんをおして、はじめて通用することになっていたが、元禄八年に、幕府の財政の窮迫を救うため
顎十郎捕物帳:07 紙凧 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「てまえどもでも、その天野あまの酒をけていただき、いってみれば、まあ、その下請したうけのひさでございますが」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)